地元ガイドの案内でまち歩きをさらに楽しく
ちょっと疲れた時、体力に自信がないという方にもオススメ
■レンタサイクル
石見銀山大森観光案内所
大森エリアと銀山エリアの中間にあり、石見銀山観光の起点となる案内所。中にはおみやげ処があり、案内所隣の休憩所には、コインロッカーが設置されています。
石見銀山ガイドの会
石見銀山を熟知した地元ガイドが楽しく分かりやすく解説。自分たちで歩くだけではわからない、歴史の奥深さや史跡の素晴らしさを知ることができると評判です。
石見銀山世界遺産センター
石見銀山の歴史や鉱山と暮らしの学習施設です。
ガイダンスコーナー、遺跡立体模型や遺跡クイズ等様々なプログラムでより深く石見銀山を体感できます。
清水谷製錬所跡
明治時代に建設された製錬所遺跡。
当時の最先端技術を駆使して銀生産を行ったものの、わずか1年半で閉鎖されたもの。
階段状の遺構は銀選鉱施設の一部です。
高橋家
銀山町年寄山組頭の遺宅で茶室を設け、付属建物では酒造なども行なっていたという銀山屈指の建築。
「山組頭」は鉱山の取締役で鉱夫の人事や物資の購入などを担当していました。
龍源寺間歩
江戸時代の中期に開発された大坑道で、全長600mのうち、約3分の1を公開。
あちこちに掘り進められた横穴や排水のための竪坑など、複雑な坑道の仕組みを垣間見ることができます。
坑道の壁面 には当時のノミの跡がそのまま残っています。
大久保間歩
江戸時代から明治時代にかけて大規模に開発された坑道です。
同銀山を支配下に収めた徳川家康によって、初代の奉行に任命された大久保長安が、
槍を持って馬に乗ったまま入ったという伝承から大久保という間歩名になったそうです。
釜屋間歩
大久保間歩から少し山を登った所に、大久保長安の部下である安原伝兵衛が夢のお告げで発見したと伝えられる釜屋間歩。
作られた時期や目的などまだ謎が多い「謎の岩盤遺構」です。
石銀集落跡
仙ノ山山頂の東側に広がる集落跡です。発掘調査によって江戸時代初めころの町の跡がみつかり、銀生産や生活にかかわる道具が出土しました。また、茶器や女性が身に着けるかんざしなど、文化的で豊かな生活を示す遺物もみつかっています。
山吹城跡
要害山の山頂にある山吹所跡。
標高414mの要害山山頂にあった城で、戦国群雄による石見銀山争奪戦の表舞台となりました。
現在は、石見銀山全体を見渡すことができ、大森の町並みや日本海、三瓶山などの眺望も素晴らしい史跡です。
五百羅漢
五百羅漢は、昔石見銀山働いていて亡くなられた方の供養や、労働者の安全のために祀られています。さまざまな顔をした羅漢が並ぶ光景は壮観です。
石窟の前を流れる銀山川の支流に架かっている橋は、当時のまま現在に至っています。
西本寺
寛永8年創立、初めは天台宗であったが、現在は真宗に改宗されています。
門前には「山吹城城門西本寺」と書かれています。山吹城とは要害山山頂にあった城のことです。
豊栄神社
戦国大名・毛利元就を祀る神社。
石見銀山防衛のための拠点であった山吹城内に安置されていた元就の木像を、孫の輝元が麓の豊栄神社に移したのが始まり。
建立から140年近くが経った社殿は、歴史を強く感じます。
龍昌寺跡
曹洞宗のお寺。
代官として銀山復興に努め、波根湖干拓地や海岸沿いにあった砂丘地の開発を進めました。
龍昌寺跡に供養塔が建っています。
安養寺
天台宗の寺として仙ノ山にありましたが、16世紀初頭頃に浄土真宗に改宗した寺と云われています。
経堂には漆喰(しっくい)で描かれた竜の鏝(こて)絵があります。
春には桜が咲くなど、周辺では季節によって花の景色が楽しめます。
清水寺
元は仙ノ山に建てられていましたが、明治時代に現在の地に移されました。
銀山役人や鉱山経営者などからの信仰も厚く、拝殿の天井には寄進者である諸家の家紋が描かれています。
佐毘売山(さひめやま)神社
鉱山の守り神である金山彦命を祀る神社。1434年頃、室町幕府将軍の命で建立され、毛利氏など戦国大名たちから崇敬保護されました。
今の建物は、1819年に再建されたもの。銀山に暮らす人々の心のよりどころとなっていた神社です。
石見銀山の真ん中に佇む宿 ゆずりは
建物は、現在では珍しい総木造建築で、温かみのあるお宿です。和と洋が美しく調和した上品な館内は、ゆったりとした時が流れ、日が暮れるとともに辺りは静寂に包まれます。時間を忘れさせてくれるこの場所で、語り継がれる生活や歴史に想いを馳せながら過ごす「贅沢なひととき」はいかがでしょうか。
大森小学校
明治5年開校。趣きのある木造校舎を現在も丁寧に使い続けています。2003年には、映画『アイ・ラブ・ピース』の撮影が行われました。
下河原吹屋跡
発掘調査によって初めて発見された17世紀初頭(江戸時代初め)の銀精錬遺跡。
鉱石を砕いた要石などが残っています。ここでは、鉛を利用した「灰吹」法と呼ばれる精錬法で銀を取り出していました。
大久保石見守墓
大久保石見守長安は、徳川家康に見いだされ初代石見銀山奉行に任じられました。
初代銀山奉行となり、その卓越した知識と経営的手腕によって、江戸時代初期のシルバーラッシュをもたらしたことで知られています。
銀の店
龍源寺間歩に行く途中にある、銀細工の工房を併設したショップ。アンティークな店内の雰囲気とシルバーの輝きがマッチしています。オーダーメイドやメッセージなどの彫りも受け付けてくれます。
かおり本舗 中村屋
龍源寺間歩を下ってすぐのところにあるお店。石見銀山周辺に自生する香木のクロモジと、輸入ハーブをブレンドしてつくる、手作りの香り袋。香りが弱くなれば、金槌で袋の上から叩くと、香りを強くすることができます。
cafe住留(ジュール)
レトロな古民家で、中はモダンなインテリアと照明でなごみの空間。島根和牛の牛スジをとろとろに煮込んだハヤシライスが人気です。
甘夏スカッシュやゆずサイダーなどのオリジナルドリンクもオススメです。
喫茶やまぶき
夫婦二人で切り盛りする小さなお店。店主がサイフォンで入れるコーヒーと、地元のサツマイモを使った手作りスイーツが味わえます。
龍源寺間歩定時ワンコインガイド
【石見銀山ガイドの会】
史跡を熟知した地元ガイドが、石見銀山を楽しく分かりやすくご案内いたします。歴史の奥深さや素晴らしさを体感していただけます。
レンタサイクル河村
大森の町や間歩に行くのに便利なレンタサイクル。風情を楽しみながら風を切って走ります。小さいこども用のいすや、電動アシスト付自転車も常備しているので、坂道も楽々です。
※2021年7月現在の情報ですので、最新情報はご確認の上お出かけください