2016年04月26日
25日、文化庁より2016年度の日本遺産が発表され、雲南市、安来市、奥出雲町が共同で申請していた「奥出雲たたら風土記」が日本遺産に認定されました!
日本古来の鉄づくり「たたら製鉄」で繁栄した奥出雲地方。人と自然とが共生する持続可能な産業として日本を支えてきたたたら製鉄の歴史は千年を超え、現在も操業が続けられています。
長い歴史の中で地域には様々な文化、文物、風土が育まれてきました。「たたら製鉄」で使われた用具や技術、ゆかりの場所や建造物、産業の賜物として栄えた街並みや、そこで生れた民謡、神話にまつわる祭りや伝統芸能などなど、数多くの文化財も存在しています。
今回、「出雲國たたら風土記~鉄づくり千年が生んだ物語」という一つのストーリーが「日本遺産」に認定されました。
地域の歴史的魅力や特色を通じて日本の文化・伝統を語るストーリーを「日本遺産」に認定するとともに、ストーリーを語る上で不可欠な魅力のある有形・無形の文化財群を地域主体で総合的に整備・活用し、世界に戦略的に発信することにより、地域の活性化を図るもの。
詳しくはこちら
≫ 平成28年度「日本遺産(Japan Heritage)」